新中野女性クリニックでの出産記録② ~出産まで~
長女(2017年11月)と同様、次女も新中野女性クリニックで出産させていただきました。2020年11月の記録です。今回も無痛分娩です。
出産記録 >新中野女性クリニックでの出産記録② ~出産まで~
通院中
長女は切迫流産+切迫早産のダブルパンチでしたが、次女は切迫早産のみでした。後半はずーっと安静。通院時以外はほぼ動いていません。
待ち時間
長女の時と比べて、いつも待ち時間が短くて済んでいました。待合室に入ってからの待ち時間は平均10分程度だったような気がします。すぐに呼ばれることもありました。
長女のときは主に午前中の通院でしたが、今回は主に午後の通院。時間帯の問題なのか、コロナ禍で妊婦が減ったのか、先生が増えたのか。
院長先生希望
院長先生以外の先生もいらっしゃる日は、どちらの先生でも良いですか?と受付で聞かれます。聞かれている患者さんはいらっしゃったのに、私は一度も聞かれず。不思議に思っていたら、あるときカルテに大きく赤字で「院長先生希望」と書かれているのが見えてしまいました。
前回難産だったからそうなったのでしょうか。びっくりしました。お気遣いありがとうございました。
体重の増加
体重が増えすぎるとものすごく怒られるということを前回学んだので、今回は同じ過ちを繰り返さないように気を付けました。でも結局2回怒られました。最終的には+10kg。しゅん。
入院準備
前回(2017年11月)とほぼ同様です。前回と異なる箇所は赤字。
準備したもの
・聴覚スクリーニング検査の申込用紙
・パジャマ×1(使わなかった)
・靴下×2(使わなかった)
・産褥ショーツ×3
・授乳用下着×3
・ペットボトル用のストロー
(寝ながら飲む用)(使わなかった)
・携帯電話の充電器
・洗顔フォーム、メイク落としし
・カイロ
・お菓子たくさん
・ペットボトルのお茶(不要だった)
上の2つは前回記載し忘れていただけです。
コロナ禍で面会なしだったので、お菓子とお茶をたくさん持っていきました。お菓子を持って行ったのは大正解。でもお茶は不要でした(飲料水はいただけた)
カイロは家に余っていたのでなんとなく持参しました。でもこれで産後の子宮収縮の痛みが引いたので持って行って良かったです。
準備されているもの(持ち帰り不可)
準備されているもの(いただけるもの)
・産褥用コルセット×1
・授乳用下着×1
・スリッパ×1
・産後用ナプキンL(5枚入り)
・産後用ナプキンM(10枚入り)
・産後用ナプキンS(20枚入り)
・授乳用洗浄綿(20包入り)
・外陰部衝動供養洗浄綿(20包入り)
・母乳パッド(18枚入り)
・歯ブラシ、歯磨き粉、コップ
・シャンプー、リンス、タオル
・ベビー用フード付きタオル
・産着×1
・おくるみ×1
・紙おむつ(メリーズ40枚)
・粉ミルク(すこやか1缶(300g))
記載していなかっただけで、スリッパは前回からあったかもしれません。前回と同様、大きなバッグに入っているためそのまま持ち帰れます。
出産前日(入院1日目)
36週6日目。切迫早産だったことや前回が難産だったことも理由なのか、正期産まで待ったら出産にしようということで大分早めの出産になりました。
入院は出産前日の19:00~(夕食なし)。18:10に到着しました。前回は産院がお休みの日だったため17:00(夕食あり)でしたが、今回は営業日だったためこの時間です。
夕食は産院近くのファミレスですませ、近くのコンビニで飲み物とお菓子をたくさん購入しました。キャリケースが重い。
診察
到着した後は、まず診察でした。荷物を持ったまま診察室へ。院長先生が出産に関する説明をしてくださり、書類にサイン。そしてその後、子宮口のチェックをして、子宮幸を広げるためのスポンジ?を入れました。前回はそんなの入れなかったような・・・。子宮口は3cmとのことでした。
病室へ
3年前と同様、病室のラインナップは、トイレ無し、トイレ有り、特別室(トイレ有り・家族が泊まれる)の個室3種類。今回もトイレ有りの部屋を選択しました。
201号室へ案内され入室。前回は何号室だったか忘れましたが、ベッドやトイレの位置が左右逆だったので同じ部屋ではないようです。こちらも綺麗なかわいらしい部屋でした。
ポットの横に備え付けの飲料水を発見。そうだった、そういえば以前もあった。自分で飲み物を持参する必要はなかった!キャリーケースいらなかった!
少しのんびり
入室後はまず聴力検査の申込書提出。持っていくのを忘れてしまい、新しいものをいただいて記入しました。その後は胎児の心音計測。モニターにつながっている線?を腹にぺたぺた貼りました。2,30分間貼りっぱなし。
心音計測が終わった後は、片付けや移動準備をして少しのんびり。お腹の張りが増えてきて鈍い生理痛みたいなものが出てきました。スポンジ効果すごい。
背中に針
外来が終了した19:00過ぎ、再び先生のところへ。局所麻酔をした後、硬膜外麻酔用の針を背中にさしました。痛くないのを知っていたのでリラックス。今回も痛くありませんでした。
就寝
のんびり過ごしていたらあっと言う間に23:00。こんなにのんびりしたのは久々です。いただいた睡眠薬と張り止めを飲んで就寝。朝まで熟睡。
出産日―無痛分娩(入院2日目)
出産当日の流れです。
06:00 浣腸
06:30 陣痛促進剤用の針さす
07:10 診察 バルーン
部屋移動 LDRへ
腹にモニター装着
麻酔準備
07:20 陣痛促進剤開始(陣痛5分間隔)
07:40 麻酔開始
07:50 朝食
09:10 子宮口5cmに(陣痛2分間隔)
10:25 子宮口7cmに(陣痛2分間隔)
10:27 やや痛い(Lv.5)
麻酔追加
10:30 すごく痛い(Lv.10)
10:40 少しだけ痛み引く(Lv.5)
10:45 と見せかけて痛い(Lv.20)
10:48 多分破水(陣痛1分間隔)
10:55 子宮口全開に
麻酔追加
点滴に吐き気止め入れる
11:05 急激に痛み増す(Lv.70)
11:10 死ぬほど痛い(Lv.99)
違う種類の麻酔に変更
11:15 少し引いたが痛い(Lv.70)
11:30 全く痛くなくなる(Lv.0)
12:00 出産・休憩
13:30 病室に戻る
13:45 昼食
14:30 部屋に赤ちゃんがくる
15:00 おやつ
15:50 トイレに行けるかチェック
16:00 はじめての抱っこ
18:00 夕食・赤ちゃん退出
20:00 検温・血圧測定
23:30 子宮収縮が痛い
23:50 就寝
痛すぎる時間が5分~10分だけありました。進行が速すぎて麻酔が追い付かないという状況だったようです。これは経産婦あるあるだという話を後から聞きましたが、とはいってもこの痛みを味わわない人の方が多いらしいです。
起床
5:50 起床。特に何時に起きるようにという説明はありませんでしたが、目覚めるとすぐに看護師さんがやってきて浣腸をしてくれました。朝一で浣腸・・・。
陣痛促進剤の針をさす
6:30 その後、陣痛促進剤を入れるための針を左手に。4回さされた!失敗?1~3回目はやたらと痛かったのですが、4回目は全然痛くありませんでした。
診察・バルーンを入れる
7:10 診察。看護師さんと一緒に診察室へ。体重を量ったあとでバルーン挿入。前回はこの処置がなかったので初体験です。無痛分娩の場合、これが一番痛いという聞いたことがあったので緊張しました。確かに痛いです。痛さにびっくりしている間にすぐ終了するのがせめてもの救い。
部屋移動・出産準備
バルーン後は、いったん病室に戻り、すぐに出産する部屋(LDR)へ移動。そして腹にモニター(心音確認?)の線を装着し、麻酔の入っている小さいポシェットみたいなものを肩からかけました。プスゴンを彷彿とさせます。
陣痛促進剤開始
7:20 陣痛促進剤開始。薬が入り始めるまで2、30分かかると言われましたが、このとき既に5分間隔で鈍い痛みが。軽い生理痛のような痛みで、大して痛くはありませんでした。
麻酔開始
7:40 麻酔開始。20分くらいで効果で出るとのことでした。これ以後は自由に横になったりできないとのこと。
朝食
7:50 朝食。前回と変わらずおいしい!各食事の写真を撮ったのですが、腕が悪すぎてどれも見た目がいまいちになってしまったので載せるのはやめます。
食事のときも5分間隔で陣痛のようなものがありました。陣痛のようなものがきているのは分かるけど、痛みは全くないという状態。もう麻酔が効いていたのでしょうか。
長女のときは5分間隔になったのが昼頃だったのに、今回は8時前。生まれるのも4時間くらい早いのかな、昼頃かなとぼんやり考えていました。
9:10 助産師さんが子宮口チェックに。子宮口はもう5cm開いているし、頻繁に張っているので分娩開始は8:30からにしておきましょうと言われました。分娩開始時間なんてどうでも良いような気がしましたが、母子手帳に「分娩所要時間」という欄があったので、多分これのためですね。
この後、ふとお腹の張りをあまり感じなくなっていることに気づきました。うっすらとしか分かりません。ものすごく鈍感になっています。
10:25 再び助産師さんが子宮口チェックに。子宮口7cm。張りが長い+剥離出血もしていて良い感じですと言われました。え、剥離出血!?いいの!?良い感じなの!?
張りについては確かに長くなっていました。メモに「10:18-22 ずっとお腹が張っている」と書いてあります。
10:27 子宮口チェックが終わった後、急に右脇腹が痛くなり、慌てて痛い痛いと伝えました。水を飲んだ直後に走って腹が痛くなったときのような痛み。慌てるほど痛いわけではなかったのですが、完全無痛だったところからの痛みだったので焦りました。
麻酔を追加してもらい痛みが少し引いたような気がしましたが、でもまだ痛い。
10:30 看護師さんが去ってすぐにまた痛みが。今度は腹の中心あたりが急激に痛い!さっきより痛い!1分間隔で痛い!早く麻酔きいて!もうこれ絶対に出産近いじゃん!
10:40 麻酔が効き始めたのか、痛みがひいてきました。重い生理痛くらいの痛みに。これならまあなんとか。けど痛い。落ち着いている時間より痛い時間の方が長い。
10:45 さっき痛かったときよりも痛くなった!メモより抜粋「10:45,46,47 またいたい。いたいいたいいたいいたい」
多分破水した
10:48 なにか足に感じる。水?血?見えないのでよく分かりませんでしたが、多分このときに破水しました。
10:55 再び子宮口チェックに。子宮口全開+破水していますと言われました。痛みが引くまで待つと言われ、さらに麻酔を追加。15分後に痛みが引かなかったら伝えるようにと言われました。
また、このとき点滴に吐き気止めを入れてくれました。麻酔を増やすと後から吐き気が出る場合があるとのことです。このあたりを全部メモに取っている私、すごくない?
11:05 別次元の痛みがやってきました。まじで痛い!突然痛い!!急激に痛い!!!さっきまでの痛みなんてミジンコレベル!15分後って言ったっけ?あと5分!?なげえ!
11:10 さらに痛い!死ぬほど痛い!!!ここまでは陣痛がきた時間や痛みを分刻みで細かくメモしてきていたのに、このあたりは「11:10 死ぬ」としか書かれていませんでした。うつむいた状態で動けず喋れずだったことを覚えています。ここで、違う種類の麻酔を入れると言われました。
11:15 少し痛みが引いてきました。なんとか喋れるようになったので、痛みが引いてきた旨を伝えると、一番痛いときを10とすると今はいくつかを聞かれました。「7くらい」と回答すると、「7かあ。せめて1か2になるまで待ちましょう」と。え、そんな減るの?まじですか?
11:30 徐々に痛みがひき、なんと痛みが0に。まだ出産途中なんて信じられません。このとき足の感覚はなくて、自分で足を動かせませんでした。また吐き気が無いかを何度も聞かれました。吐こうと思えば吐けそうではありましたが、吐かないでもいられるし、すごく気持ち悪いという感じも無く快調でした。
いきむ練習?をしたり助産師さんと雑談をしたりして妙にのんびりしていました。痛みがゼロなので穏やかでした。陣痛が来ていることがわからないため、お腹に手をあてて、張ったときに力を入れていました。
いつまで練習するんだろうと思っていたとき、突然、ちょっと待って、出てきちゃうから!と言われました。え!?出てきちゃうの!?てか待つの!?どういうこと!?
色々と不思議に思っていたら、隣の部屋から赤ちゃんの泣き声が。その後、助産師さんたちがたくさん現れて、ものすごい速度で色々な準備が進みました。そういうことだったのか!のんびりしていたのは、他の患者さんとタイミングが重複していたからだったのか!
出産
隣の部屋から赤ちゃんの泣き声が聞こえた後はあっという間でした。とにかく皆さんの動きが早くて圧倒。準備が終わると先生が現れました。そして1、2回なんとなく力を入れたときに、産まれましたと言われました。うそでしょ。もう産まれたの。出産時間は12:00。他の患者さんと重複していなかったらずれていたと思われますが、12:00ちょうど、なんとなく嬉しい。
出てきた赤ちゃんは2,512gととても小さめ。予定日より3週間早かったですが、ギリギリ2,500gを超えました。長女と1,300gも違う。そして対面してびっくり、長女との違いが分かりません。誤差なし。長女のときには意識が朦朧としており、じっくり見る余裕が無かったのですが、今回はじっくりと眺めていました。はじめまして。かわいい。小さい。泣き声元気。
休憩
出産後はそのままベッドで1時間半休憩。少し眠かったですが寝ないで終わりました。前回のトラウマで寝るのが怖かったというのもあります。しかし前回のような不調の感じは全くありませんでした。足はしびれていました。
休憩後は病室へ。歩けそうではあったのですが、車いすで運んでくれました。
昼食・薬
13:30 病室へ戻り、しばらく安静にしているようにとのお話がありました。15分後に昼食。おいしい。完食。吐き気なし。このとき薬も渡されました。
①抗生剤ケフレックス
②子宮収縮止血剤メイルエルゴメトリン
③ロキソニン
①②は毎食後。③は必要なときのみ
赤ちゃんが部屋にやってくる
14:30 赤ちゃんが部屋にやってきました。かわいいかわいい。ちっちゃいちっちゃい(語彙)。部屋が静かすぎて写真のシャッター音が響きわたっていました。
長女の泣き声はなんというか独特のしゃがれた低い声だったのですが、次女の泣き声は透き通った高い声です。長女は今もなお独特のハスキーボイスですが、次女は全然違う声を出すように成長するのかな。
トイレチェック
15:50 トイレチェック。助産師さんが部屋にいる時にトイレに行き、無事に用を足せたか報告するのみの作業です。大丈夫でした。尿意が全然ないのにものすごい出て驚きました。
尿意がなくても定期的にトイレへ行くように言われました。行かないと、立った衝撃でドバっと出てしまうそうです。恐ろしすぎます。すぐに二時間おきのアラームをセットしました。
このとき、もう自由に立ったりしても良いと言われましたが、子宮口?が痛くてそんなに動けません。麻酔がきれてどんどん痛くなってきていました。産後の方がつらいのでは。
はじめての抱っこ
16:00 助産師さんに促され、はじめての抱っこ。きゃわわわー。尊すぎる。長女は産まれてすぐにぷよぷよでしたが、この子はすごく細い。不安。
夕食・赤ちゃん退出
18:00 夕食。赤ちゃんは連れていかれてしまいました。さみしい。と思ったのも束の間で、一人の時間を満喫してしまいました。
夕食後にはロキソニンも服用。メモに「お尻が痛いからロキソニンも飲む」と書いてあったのですが、お尻が痛いってなんだ。なんでお尻が痛かったんだ。
検温・血圧測定
20:00 検温と血圧測定。体温は38度台、血圧は平常。体温については結果に驚きましたが、産後はこれで良いらしいです。血圧については平常で一安心でした。長女のときは確か150とか160とかを叩きだしていたので。
測定後、子宮収縮が無いかを聞かれましたが、それが何なのかよく分からなかったので、多分ないと答えました。またハルシオン(睡眠薬)が必要か聞かれましたが不要と答えました。
子宮収縮が痛い
23:30 子宮が痛い。子宮収縮というものを理解しました。夕食時にロキソニンを飲んだのでこの時間まで気付かなかったのかもしれません。夜更かししていたことを後悔しました。そしてハルシオンをもらわなかったことも後悔。
しかし、なんとなく持ってきていたカイロの存在を思い出したので貼ってみたところ、大分楽になりました。生理痛と同じ痛みだったので同じ対処をしたら効いた!やったぜ!この隙に就寝できました。
出産後(入院3日目以降)
入院3日目以降分もメモはたくさんあるのですが、疲れてしまったのでいったん終了。とはいっても、もうメインは書き終えてしまったので続きは書かない可能性あります。
出産記録 >新中野女性クリニックでの出産記録② ~出産まで~